1月12日。昨日講演をした新庄北高校で授業を２コマ。『新ユメタン』を使っている生徒たちに、どうしてクイックレスポンス（日本語→英語の瞬間的変換）が必要なのかを理解してもらって、実際に著者がして見せた。

生徒たちは、おぉ！という顔をしながら見ていたが、何度も『新ユメタン』のフレーズのリスニングトレーニングをしながら刷り込んでいくことで彼ら彼女らもできるようになる。単に単語の意味とスペリングを覚える単語学習ではおそらくつまらないし、すぐに忘れる。

さて、今日の仕事も終わったなと思っていると、同校のお隣にある新庄南高校で共通テストの激励会が行われるという。高３の高橋先生から「サプライズでおいでいただき、生徒たちに檄を飛ばしてもらえないか」とのご連絡。

こういうときにはメールよりMessengerやLINEが役に立つなぁと思いつつ、ボタ雪の中を同校に向かった。先生が「今日は皆さんが使っている『ユメタン』と『5 Stage』を書かれたキムタツ先生がいらっしゃっています！」と。

生徒たちが当然のように「うぉぉぉ！」と叫ぶ中、ステージに上がらせてもらった。私もキットカットを１個いただいて、「気楽に頑張ってきてください。そんなことより４月から始まる大学生活で、いよいよ誰の束縛も受けない人生を愉しんでください」と述べた。生徒たちは笑いながら頷いていた。

新庄北と新庄南。この２校は再来年度から合併してひとつの学校になると聞いている。いずれの学校も私の著作をディープに使ってくださっているので、また訪れることになるのだろう。新庄の子どもたちが笑顔溢れる大人になれるよう、微力ながら貢献できればいいなと思っている。

木村達哉

追記
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