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北海道、アルク植元君のおかげで

2024.01.28(日) 09:00

1月28日。北海道から帰宅。北海道では、腰痛の私のために、これまた病気明けのアルク植元君がrolling suitcase(略称コロコロ)を持ってくれて助かった。彼も先週は40度もの高熱を出して、医師のもとに転がり込んだ身なのである。申し訳ないなと思いつつ、今回は甘えることにした。

冬の札幌を訪れたことのある方なら誰でもご存じだろうけれども、歩道はそれなりに除雪されている。問題は交差点である。交差点で信号を渡ろうとすると、雪が溶けてべちゃべちゃになったところを渡らねばならないのである。車道に積もった雪が除雪され、それが歩行者によって踏まれているうちに溶けたのである。

べちゃべちゃのところをコロコロさせるわけにはいかない。よって、その場所を通過するたびに植元君がひょいと持ち上げる。私が「うえもっちゃん、すまんな」と頭を下げる。いえいえと植元君。信号を渡ると雪のない歩道であるから、またコロコロが始まる。同時に私は頭を上げる。その繰り返しであった。

植元君はお世辞にも痩せているとも筋肉質とも言えないけれどフットワークが異常に軽く、会社でよっぽどの仕事がなければ講演についてきてくれる。何分の電車に乗りましょう!何分に着くのでそこからバスに乗れば早いです!などとディレクションをくれるので、非常に助かるのである。

どうしてあの体であんなにもひょいひょい動けるのかはわからないが、もしかしたら伊賀か甲賀の忍者の生まれ変わりなのかもしれないなと、でもあの体で忍者だったらきっと前世ではお師匠さんにもっと痩せろと叱られていただろうなと、そんなケシカランことを思いながら、彼のあとをついていった。

北海道でも植元君のお世話になった。私の本を使ってみたいな、否、とりあえずは見てみたいなと思われる先生は、アルクの植元君(かアルクサポートセンター)に連絡をしていただきたい。きっとめちゃくちゃ嬉しそうな、ありがとうございます!大至急送ります!と笑顔いっぱいの声が返ってくるはずだ。

アルクの植元君のおかげで、腰はずいぶんよくなった。

木村達哉

追記
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