2月11日。昨日のポストに書いたとおり、第一ゼミナール主催のオンラインセミナーがあり、御堂筋にある株式会社ウィザス本社に赴いた。小学生中学生の保護者と指導者を対象にと主催者から言われていたのでそのつもりで資料を作成した。

外国語を学ぶのである。例えば、我々がドイツ語を学ぶとする。いきなりスペリングを書けるように頑張る人はいない。何を学ぶかというと「音」と「意味」と「ルール」を学ぶ。ドイツ語で「本」をbuchと言うけれども、発音を知らなければリスニングもスピーキングもできないし、おそらくリーディングもできないのではないか。

また、Ich lese jeden Tag ein Buch.は「私は毎日本を読みます」という意味だが、これも発音や文法がわからなければどうしようもない。冠詞einの活用を知らねば、仮に暗唱したところで意味はない。なぜなら、Jeden Tag kaufe ich einen Stift.（私は毎日ペンを買います）とされるとお手上げだからだ。文法理解は極めて重要である。

音、意味、文法が大事で、それを即座に言える（聞ける）ようにQRのトレーニングをすると話せるようにも聴けるようにもなってくるのである。

それの英語バージョンを話しただけの話である。終わってからスマホを見ると、ご参加くださった塾の先生方からたくさんのMessengerが届いていた。特に小学生で英語が嫌いで苦手な子の指導に参考になりますという声が多かったように思う。

私の『新ユメタンJr.』をお使いの小学生対象塾が多いが、単に意味を覚えるだけではなく、クイックレスポンスができるように何度も反復していただければ嬉しく思う。

木村達哉

追記
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