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4月12日、沖縄にて思う

2024.04.12(金) 10:00

4月12日。宇宙飛行記念日。ガガーリンが1961年に初の宇宙飛行をした日。「地球は青かった」という言葉を聞き、今後の科学技術の進歩を思って人々はワクワクしたことだろう。私はその3年後に生まれるが、カラーテレビやクーラー(エアコン)、全自動洗濯機など、次から次へと新しいテクノロジーが誕生し、そのうち機械が話し出す時代が来るんじゃないかと言われていた。

実際、いろんな機械が勝手に話し始める時代となり、人間が機械を使っているのか、それとも機械に使われているのかわからなくなってきた。今より貧乏な家庭が圧倒的に多かったけれども、どんどん向上していく期待に満ち、人口も右肩上がりに増えていった。

それから35年後の4/12は日米間で普天間基地全面返還を合意した日。世界一危険な米軍基地というのが本当かどうかは知らないにしても、普天間基地があんなところに鎮座しているものだから、周囲の道は渋滞するし、鉄道を敷くことが難しい。返還されるにこしたことはない。
(画像は普天間基地を一望できる嘉数高台公園の展望台)

以後の基地返還を思って、当時の沖縄はワクワクしたことだろう。ところが、こちらは宇宙飛行と違い、先が見えないまま今日にいたる。すでに名護への移設工事が国の代執行によって進んではいるものの、そちらが完成するのは何十年も後になるという情報もある。

今日は嘉数高台公園を散歩中に、この展望台のわきから普天間基地に向けてカメラを一日中向けている沖縄防衛局の方としばらく話をしていた。台湾有事でもあろうものなら、今は動かないオスプレイが飛び出していくことになるだろう。朝6時から12時間、同じ場所でカメラを向けておられるという。

大変なお仕事だなぁと思うと同時に、いつまで続くのかと暗澹たる気持ちになった。戦争は1945年に終わったはずなのに、単に戦闘機が飛び交わず、焼夷弾は落ちてこなくなっただけで、まだ戦争は続いているじゃないかと思うと、子どもたちや孫の代まで続けてはいけないんじゃないかという気持ちでいっぱいである。

難しい問題は山積で、もしも米軍が日本から完全に撤退してしまったら徴兵制を敷くのかという議論になるだろう。沖縄に米軍は要らないと言う人の気持ちもわかるが、果たしてそうだろうか。1つずつ課題を解決するにしても、まだまだ戦争は続きそうだという気持ちは持っておいたほうがよさそうだ。

木村達哉

追記
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