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ベッドに入るとすぐ眠れます?

2024.09.26(木) 12:00

9月26日。アルクの植元君は電車の中でもベッドの上でも、とにかくもう寝てもいいという状態になるとストンと眠るそうだ。先般、一緒に村上中等教育学校に行ったときは同じ部屋に泊まったのだけれど、じゃあ電気を消すでと言った直ぐ後には寝息が聞こえてきた。なんとも羨ましい限りである。

私は自宅のベッドでも旅先でも同じで寝つきが悪い。長いときには一時間以上、短くても数十分は目を閉じて横になり、ひとりで「我慢」をしているのである。なんの我慢かと思われるかもしれないが、寝るよりもやりたいことがあって寝るのが惜しい病気にかかっているのだ。最初にその病魔に気づいたのは小学校4年生の頃だった。

今は海外にいてちゃんとしたホテルにいるのだけれど、やはりなかなか眠れない。我慢しているという言葉がしっくりくるのは、本当ならもう少し起きて本を読んでいたいなとか、書きかけの原稿を進めたいなというかなり強い思いと闘っているのである。眠れないなと思いながらしょうがなく転がっているのである。植元君を羨ましく思う。

旅先では遅く起きてもいいじゃないかと思うかもしれないけれども、旅の朝は早ければ早いほどいい。朝食会場にオープンとともに入り、野菜を中心にしっかりと食べ、熱いコーヒーを飲んだら極力早く出かける。昼間のパフォーマンス時間を長くとって、できるだけ多くの場所を訪れ、できるだけ長い時間滞在したいのだ。

昨日は2万歩、一昨日は3万歩ほど歩いた。最後にロンドンに行ったときは、最初の5日間で42.195kmを歩いた。タクシーやバスなどには極力乗らず、街を見て、人を見て、考えながら過ごしたいのである。だから夜は短くていいのだけれど、太陽が出ている時間は確実に起きて活動したい性質なのだ。

この文章は真夜中に書いている。もう日付も変わろうとしているし、朝5時過ぎには自然と目が覚めるだろうから、昼間にうとうとしないように早く寝たほうがいいなぁと思いながらキーボードをたたいている。横になったほうがいいのはわかっている。けれど、けっこう疲れているはずなのに、横になると目が冴えるのである。

木村達哉

追記
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